top of page

呼吸を整える正しい呼吸法

更新日:4月23日

正しい呼吸法とは?

今回は呼吸を整えるための、正しい呼吸法をお伝えしていきたいと思います。


安静時に最も良いとされる呼吸としては【腹式呼吸】が挙げられます。

肋骨に付着している横隔膜が働くことで、肺の機能を最大限に活用できる呼吸法です。

鼻から4秒かけながら息を吸い、7秒かけて口から吐き出す。


※この際一度確認してほしいことは、肋骨がしっかりと膨らんでいるかどうかをチェック

してください。肋骨の動きが少ない方が多く横隔膜がしっかりと使うことが出来ていない

方が少なくありません。



腹式呼吸で呼吸を整える


吐きだす息に意識を向ける


また息を吐きだすことが重要になってきます。

人間の自律神経(心臓・肺・消化器官・泌尿器・生殖器など)を意思とは関係なく調整を

おこなってくれる大切な機能。


自律神経は交感神経(起きている時、活動が活発な時に活動)副交感神経(安静時、就寝

時などゆっくりしている時に活動)が存在します。

上記に挙げた心臓や消化器官などは自らの意思ですぐに調整できないのに対して、肺(呼

吸)は自らの意思で調整ができるのが特徴になります。

その為、緊張が過度に高まる発表会などは深呼吸をして気持ちを落ち着かせたりしますよ

ね。


【呼吸】の吸って吐き出す一連の動作の中では、働く神経は異なります。

息を吸う時は交感神経(活動が活発な時の神経)

息を吐く時は副交感神経(安静時などゆっくりする時に働く神経)

という事を考えると息を吐きだす動作が非常に重要になってきます。


そのため吐く時間を長くすることにより、副交感神経優位のリラックスをする状態にする

ことが出来ます。


ここからが本題になりますが、

何百人と身体を診させて頂き不調を訴えるかたのほとんどの方は、

肩甲骨から肋骨にかけての筋肉が固くなり、動かなくなってしまっています。

呼吸を整えるセルフケア


そこで今回お伝えするセルフケアは、

肩甲骨から肋骨周りの筋肉を柔軟にしていき息がしやすい身体へと変えていくストレッチ

を行っていきます。

※今回は右側で説明していきます。


今回は座ってでも出来るように座位で行います。


  1. 右の手の甲を頭(おでこ)の前で用意してください。

  2. 用意した右手の手首を左手でつかみます。

  3. その態勢のまま、右の肘を天井へと身体ごと傾けていきます。 この状態ですでに右わき腹がストレッチされているのを確認する。

  4. その状態で左手を真上に伸ばすようにして、右腕からわき腹にかけて更に伸ばしていく

  5. わき腹が伸びた状態で、大きく深呼吸をする


このストレッチを片方3回ずつ行う






いかがだったでしょうか。

肩甲骨周りのケアですが首の動きもスッキリとしたのではないでしょうか。

定期的にこのストレッチを行い、縮こまった肩甲骨周りの筋肉を伸ばしていきましょう。

肺の呼吸運動は肋骨周りの筋肉や横隔膜の動きに支配されていますが、これらの呼吸筋を

支配しているのは脳です。


情報化社会、職場環境など様々な要因で脳は疲労しています。

次回の投稿では呼吸のとも関連深い【脳】に働きかけるセルフケアをお伝えしていきます。





閲覧数:11回

関連記事

すべて表示
bottom of page